姉妹で共通の推しを応援して、本人不在の誕生日を祝った思い出話をしたい。
どろは16歳、妹は8歳の頃だった。
入所したばかりの相葉雅紀くんを姉妹で推していた。
我々は物心ついたころからのジャニオタで
私が初めて好きになったタレントはⅤ6の坂本君、妹は三宅くんだった。
当時坂本君は25歳、三宅君はブルーというゴールデンレトリバーの愛犬が居た頃だ。
そこから私は小原裕貴くんにリアコ気味になり、妹は、あのタッキーにハマる。
推しが被らない我々が初めて共通で推したのが相葉君で、
かれの誕生日のクリスマス当日、少ないお小遣いでファミマのショートケーキを
買って家でMYOJOを観たり、録画していた8時だJを観たり、ほんとに、
ささやかだったけど、すんごく未だに月イチは妹とこの話で盛り上がる。
さっき、妹とパジャマ姿でさ、家から徒歩30秒の自販機寄ったときも
「相葉君の誕生日会思い出すね」と盛り上がった。
41になっても35になっても、
あたしたちふたりが夜のお散歩すれば、もれなく学生時代にタイムスリップ。
相葉君が国民的アイドルになっても、すてきなひとと結婚しても、
推しと一緒に歴史を刻んできている、この青い地球が尊い。